
7月に入り鹿島灘の中でもとびっきりのマコガレイを狙えるフィールドがある。大洗沖だ。大洗のマコガレイは市場価値が高く現在キロ4000円!!実は、食味もいまが正に旬なのだ。 食味も勿論だがこの時期プロポーションも抜群で引きも最高。
10日に大洗港の第一東海丸を訪れた。平日にも関わらずカレイフリーク達で船上はすでに賑わっていた。私は、空いていた左舷トモ2番目に席を構え定刻5時に北條晃船長の舵取りで出船となった。
海上は凪でマコガレイを狙うには最高のコンディションだが・・・!?船長の話では、ここ3日潮が流れず苦戦をしているらしい。
ポイントに到着し付けエサの青イソメをたっぷりと付け投入。水深は32メートル。海底は砂礫底で小石がゴロゴロしているところ。地元ではこのような海底を「ガロウ」と呼んでいる。このガロウ底こそがカレイや他の魚達を育てているのであろう。
さて実釣に入ると1投目からマコガレイ独特の前触れをキャッチ!! 一瞬でエサを吐き出してしまったがしばらく仕掛けを動かさず聞き上げ誘いに入る。だいたいこの時に食ってくることが多い。 重みもロッドに伝わりリーリングを開始。水面に現れたのは本命のマコガレイであった。しかし抜き上げた瞬間に針が外れバラシとなってしまった。型が良かっただけに悔やまれる。
船長からも(食いが悪いから玉網でアシストするようにと言われた)確かに食いの良い時の掛け方では無かったが1投目のバラシ我が身に凍みる。
気を取り直し釣りに没頭するもアタリが出てから針に掛けるまでのイメージがわかない。
てな事で船内をリサーチ。タックルを拝見するとほとんどの方がカレイ専用。多かったのがアナリスターカレイとラウル150の組み合わせ。他にディ−オ2TR、極鋭ゲーム165センサーなどなど。使い勝手を聞いてみると他の釣り物にも活用しているとの事だ。
タックルはこの程度にして前半を終え25〜40センチのマコガレイをトップで8匹。他にアイナメが多数。底潮が冷たかった為かダブルで取り込んでいる人もいた。
このままで終わってしまうのかとラスト2時間集中して釣りを開始。まったく潮が動かず(この時点で1ノット)苦戦するも食わせのタイミングを掴み何とか桶にマコガレイが増えてきた。残り1時間ようやく潮が動き出し船内でもロッドが曲がりだす。大きく引き込みを見せたミヨシの方には44センチの納得サイズも上がりますますヒートアップ。私の隣の方は入れ食い状態となり数をのばし、私もあおられる中ラストスパート。
船長から最後の流しにしますとアナウンス。残りのイソメをたっぷりと付け投入。小突きから確実に針に掛けり−リングを開始。引き込みが強い。船長も玉網でスタンバイ。無事に取り込みも成功したがモノが違う。ナメタガレイだった。これはこれで素晴らしいゲスト。マコガレイよりも煮付けたら最高のカレイなのだ。この1枚で納竿となってしまったがラスト1時間は大洗沖の凄さを肌で感じることが出来た。
船中釣果は第一東海丸をクリックしてね。
ここで当地のマコガレイスタイルを紹介。

当地のスタイルは小突き釣り。よってタックルは軽量な物を選ぼう。ロッドは、1.5〜1.8メートル9:1もしくは8:2の先調子が理想。このようなロッドを使えばアタリも取りやすく小突いた時のロッドの上下幅が小さく疲れないし、終始安定したリズミカルな小突きが出来る。
当日持ち込んだ
ロッドは3本。
Aトリガーカレイ185と
アクエアカレイ小突き40−180と
極鋭ゲーム180テク。どのロットも軽量で操作性がよく感度抜群で小突きも楽で大型のカレイにも心強い。
リールは小型両軸の100〜150番クラスで、ドラグ性能が優れた物をセレクト。ミチイトにはPE1.5〜2号を100巻いておけばOK。
先ほどのロッドにセレクトした
リールは、
スポルザ150と
エスブレイド150と
エアド100である。どのリールも軽量、パワー、ドラグ性能とこの釣りにはマッチしている。

仕掛けについてだが、市販のカレイ専用仕掛けで十分だが選ぶコツとしては絡みにくい物を第一に選ぶ事をお勧めする。1日中小突きを繰り返す釣りなので仕掛けが絡んでいては高釣果は期待できないからね!! まずは
二種類の仕掛けを用意しよう。
一つは基本仕掛け。全長60〜80センチ程の2本バリ。小突いた時にエサが踊りやすい物で、カレイの活性が高い時にも有効。
もう一つは、ウネリがある時や食い渋り時に使用する3本バリ。長さは90〜120センチ。ウネリがあると、どうしても海底で仕掛けが安定しないし浮いてしまう。さらに2Bクラスのガン玉をハリのチモトに打つなど工夫してみるのいいだろう。
最後に
釣り方だが、まずエサ付けからだが大き目のイソメを選び三等分し細い方から刺す。ただ刺すのではなく一本目はハリのチモトまで刺し二本目以降はチョン掛けで最後にイソメの頭の固い部分を刺し抜く。そうすると小突きを繰り返していても取れにくくなる。平均一本のハリに私は2匹分のイソメをハリに付けている。
仕掛けを投入しオモリ着底後に糸フケを取り小突きを開始。
とにかく小突く!マコガレイは動く物に興味を示すので、小突きによってカレイを寄せてエサに気付かせる。小突きは10回程度でリズミカルに小突くとアタリもとりやすくなるであろう。海底を叩くようなイメージで行い、穂先に集中。3秒ほど待ちを入れ仕掛けの長さ分をゆっくりと聞き上げる。この時にアタリが出ることが多いので逃さないように。活性の高い時には小突いている最中でも食ってくることもあるので油断しないように。
マコガレイはエサを見つけると機を見計らって一気に吸い込むが、少しでも違和感があるとすぐに吐き出してしまう。これを何度も繰り返すのでアワセのタイミングに悩まされる。もしハリ掛りしなかったら、再度仕掛けを海底に落とし様子を伺う。この時の待ちは若干長めにとり先ほどの手順どうりゆっくりと聞き上げてみる。どちらかと言うとこの時に出るアタリの方が明確に大きく現れ比較的ハリ掛かりしやすい。もちろん一発で掛けるのが理想だが、せっかく自分の小突きで寄せたカレイなのだから時間を掛けてでも確実に捕りたい。
また、オモリ以上の負荷を感じたらエサを飲み込まれているケースもあるので、慌てずおもむろにロッドを立てリーリングを開始すればいい。
この時に大きなアワセを入れてしまうとスッポ抜けの原因になりかねないので要注意。ハリ掛かりしたら一定のリズムでリールを巻き上げ、引き込みはドラグとロッドの柔軟性をフルに活用。この時期のマコガレイは想像以上の引きをみせるので慌てず対応してもらいたい。
取り込みだが活性が低い時や大型こそ玉網のアシストを勧める。